加藤先生のコラム

<五苓散について~二日酔に~>

二月下旬から、春を通り越して初夏のようなあたたかさの日が続きました。

多少寒さの戻りはあるでしょうが、温暖化は季節を足早に進め、桜の便りは近いかもしれません。

さて、年度末や年度初めは、送別会や歓迎会と、お忙しい日々を過ごす方もいらっしゃるのでは。

楽しく語らい、ちょっとお酒が過ぎてしまう。年度の変わり目の「あるある」ではないでしょうか。

そんな時の味方が漢方薬にはあります。五苓散です!

五苓散は5種類の生薬から構成されており、名前はその中の主薬である猪苓の「苓」の字に由来します。

薬能は、漢方の言葉で表現すると、体の中の水の分布の調節(利水)と、気を巡らせ温め発汗をもたらす(理気)ことにあります。

この処方は、効能に二日酔、悪心、嘔吐が記載されています。

服薬された方にうかがうと、むかつきや上腹部の不快感がすっきりするとおっしゃいます。

五苓散はこの他にも、急性胃腸カタル(食あたり)、下痢、めまい、頭痛にも効果が期待できます。

どうぞお気軽にご相談ください。